完成報告会見at”廃墟”

映画の重要な要素のひとつ「廃墟」を舞台に、先日閉館した劇場で会見を行いました。
主演の西島秀俊、台湾から来日したグイ・ルンメイ、真利子哲也監督、そしてビッグ・カイが登壇!

登場した西島は「力強い作品が完成しました」
監督は「西島さんとルンメイさんと日本でこうして舞台に立てることが嬉しい」
そしてルンメイは「みなさんこんにちは、私はルンメイです、どうぞよろしくお願いします」と流暢な日本語で挨拶をして会場を驚かせました。

西島秀俊「過去に囚われてなかなか抜け出せない人、自分が生きていくうえでかけがえのないものが周りから理解されない人、やりたいことと実際の生活のバランスが取れない人。今、懸命に生きている人にぜひ観ていただきたいです。ある人には希望の光に見えるかもしれないし、ある人には何も解決しないように見えるかもしれないけれど、ラストは不思議な爽快感がある映画だと思います。映画の中での登場人物たちも生々しく生きて、困難を乗り越えていきます。ぜひ劇場に足を運んでそんな姿をご覧になって欲しいです。」

グイ・ルンメイ「久しぶりの来日で、集まってくださった日本の皆さんに感謝します。本作での二人の関係性において様々な課題、問題を提起して崩れても、結局は愛がある。それぞれの立場から見て感じ取っていただけたらと思います」

真利子監督「アメリカという地で、西島さんもルンメイさんも素晴らしい演技でやりきってくれました。不思議なことに観る人の立場によって印象が変わる映画なので、観た人と一緒に語り合ってくれると嬉しいです。自分の中でもラストが震える映画になっていますのでどうぞお楽しみください」

その他、ニューヨークロケの思い出や、真利子監督の現場について、共演した印象、廃墟についてなど、盛りだくさんの内容を語っています。詳しくはこちらもぜひご覧ください!


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